近藤勇生家跡

新選組局長として幕末史を語るうえで欠かせない近藤勇。
生まれはここ調布市でした(副長の土方歳三は日野市出身)。

もとは農家の宮川家の生まれでしたが、今の新宿牛込にあった天然理心流剣術道場・試衛場に入門。
腕前などが師匠・近藤周助に認められ近藤家の養子に入り、近藤勇を名乗るようになります。
(下記写真は西調布駅近く西光寺にある近藤勇座像)

その後は文久3(1863)年に14代将軍・徳川家茂が上洛する際の警護係として浪士組が結成され、そのメンバーとして京都に入り、著名な壬生寺等に宿泊すると壬生浪士組と組織が変わります。

さらに同年には新選組の名前を与えられ、慶応3(1867)年には会津藩預かりの立場から、直接徳川幕府の家臣と代わり、激動の幕末を駆け抜けていきました。

その近藤勇の生家が調布飛行場の北側に、今は建物などは残っていませんが記念碑と、解説板が設置されています。
近くは「武蔵の森公園」となっており、天気のよい日にゆっくりと散策するにはピッタリのスポット。
歴史ファンの方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

また近くの龍源寺には近藤勇のお墓があります。
訪問されるときは、静かに参拝されるようお願いします。

入場料:無料

地図

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